こんにちは!
RUN+です。

最初はガーミンのガの字も知らなかった私が、今や走る時に欠かせない1つになるくらい大事なガーミンちゃん♡
ガーミンに励まされ、ガーミンに落とされ…一喜一憂(笑)

ハイスペック過ぎて使い方が分からない方も多いGPSウォッチの最高峰ガーミン。
ハイスペック過ぎて説明書を読んでてもさらっといじってもよくわかりません。
*大事なことなので2回言いました。

なので、指標の意味と見方を理解することで有効な練習へと活用頂ければ嬉しいです。

私が使っててまとめたいと思ったこと、
RUN+に寄せられた質問や、他のラン友から教えて頂いたこと
そして自身への備忘録として。

トレーニングステイタス
❷VO2 MAX
❸リカバリータイム
❹パフォーマンスコンディション
❺予想タイム
❻ Body Battery
❼トレーニング負荷
❽トレーニング効果


*使用機種 fēnix 7

事前準備

最大心拍数の自動検出を有効にする

1⃣UPキー(左側真ん中のボタン)を長押ししてメニューページを表示
2⃣[トレーニングレベル]>[自動検出]>[最大心拍数]の順に選択
3⃣STARTキー(右側上のボタン)でオン/オフを切り替え(オンにする)

 

パフォーマンスコンディションの通知を有効にする

アクティビティ実行中や完了時にパフォーマンスコンディションやリカバリータイムなどの測定結果を知らせる機能を有効にします。トレーニング効果やVO2Maxなど一部の測定結果は新しい記録が検出されたときにのみ通知されます。
1⃣UPキーを長押ししてメニューページを表示
2⃣[トレーニングレベル]>[パフォーマンスコンディション]の順に選択
3⃣STARTキーでオン/オフを切り替え(オンにする)

 

TrueUpをオンにする

複数のデバイスで記録されたアクティビティやパフォーマンス測定の結果がGarmin Connectアカウント経由でデバイスに同期されます。
1⃣UPキーを長押ししてメニューページを表示
2⃣[トレーニングレベル]>[TrueUP]の順に選択
3⃣STARTキーでオン/オフを切り替え(オンにする)
つまり、[トレーニングレベル]のセクションで表示される項目をすべてオンにしておけばOKです。

トレーニングステータスの表示方法

トレーニングステータスは、アクティビティ終了後の画面で自動的に表示されます。それ以外の時は時計画面からDOWNキーを押す(長押しではない)と、[パフォーマンス]のウィジェットに表示されます。

トレーニングステータスの意味

トレーニングステータスは「VO2 Max」と「トレーニング負荷」のデータを元に判定されるそうです。この2つのデータについては追って記載します。

トレーニングステータスは、トレーニングがパフォーマンスにどのような影響を及ぼしているのかを意味します。

トレーニング終了直後に表示される画面には、下のように「フィットネス」と「負荷」の文字、およびそれぞれの下に矢印が表示されますが、後でガーミン本体でこれらの矢印を確認することはできないようです(Garmin Connectのアプリでは確認できます)。
マニュアルにははっきり書かれていませんが、フィットネスの矢印はフィットネス(=基礎体力)の変化、負荷の矢印は以前と比べた現在(過去7日間)のトレーニング負荷の変化を表していると思われます。

ステータスは全部で8種類。
それぞれ以下のことを意味します。
カッコ内は、ガーミンが人間だったらこんな風に声をかけてくれるんじゃないかというイメージです(笑)。

ピーキング:レースに適したコンディション。トレーニングの負荷を減らしたことで体力が回復し、パフォーマンス(=レースの成績)を発揮しやすい状況にある。(→ピークキタ!!仕上がってるー♪ 今ならいい記録行けるんじゃない!レースファイト~!)

プロダクティブ:トレーニングの負荷が適切で、フィットネスとパフォーマンスが向上しつつある。(→休息適度に入れながら、この調子で頑張ろう)

同じプロダクティブでもこんなメッセージもあります。

キープ:トレーニングの負荷が、現在のフィットネス水準を維持するのに適している。(→体力を上げるには、もう少し頑張ってトレーニングのバリエーションや量を増やそう)

リカバリー:トレーニング負荷が、ハードなトレーニングで消耗した体の回復に適している。(→お疲れ様。回復したら、また頑張ろうね)
ガーミン ステイタス

アンプロダクティブ:トレーニング負荷は適切だが、フィットネス水準が低下している。(→休息や栄養状態、ストレスなどに体力低下の原因があるかもしれないので、生活を見直そう)


ディトレーニング:1週間以上にわたりトレーニングが通常よりも少なく、フィットネス水準に影響が出始めている。(→病気やケガではないのなら、もっとしっかり練習しなよ)
-画像ナシ-

オーバーリーチ:トレーニング負荷が高すぎるため、フィットネス水準の向上に逆効果。(→頑張りすぎたかな。適度に軽い運動を行いながら、時間をかけて体を休めてください)

(ステータスなし):データが不足して判定できない。(→データが無くて解析できないよ。データが集まるだけ練習を励みたまえ!)
-画像ナシ-

*ガーミンにトレーニングステータスを判定させるには、(1)週二回以上の頻度で、(2)心拍計を使って、(3)VO2Maxの測定可能な時間(10分以上)および強度(数分間以上、最大心拍数の70%を超える)の屋外ランを実行する必要があります。
トレッドミルやトレイルランニングでは計測されないのでご注意を。

トレーニングステータスの利用

トレーニングステータスは、トレーニングの負荷が適正かどうかをみる指標なので、オーバートレーニングの予防に役立ちます。

もちろん、この指標は練習不足であることも教えてくれるのですが、あまりに練習しなくてガーミンのスタートボタンを押すことすらなければ教えてもらえません!

特に練習熱心なランナーは、やりすぎの方向に傾きやすいので、「オーバートレーニング」や「アンプロダクティブ」の表示に注意致しましょう。

「オーバートレーニング」の表示が出たら、翌日は練習を休むか、軽いジョグにして、翌日以降も「プロダクティブ」や「キープ」が出るまで軽めの練習にするとよいでしょう。「ディトレーニング」になったら怠けすぎ、、、かな。

「アンプロダクティブ」が出た場合も、練習を緩めるのが得策ですが、それに加えて睡眠時間を確保したり、しっかり栄養を摂ったりして、疲労やストレスを軽減することにも注意を払いましょう。

ただし、心拍計の測定が異常だと思われる場合は、必ずしもガーミンの推奨に従う必要はありません。

また、強度の高いメニューに続けてリカバリージョグをしばらく行った日や、インターバルを行った日などは、平均ペースの割に心拍数が高いと判断されて、悪いステータスが出ることもあるようなので、そうした時は、ガーミンの評価をあまり当てにしないで、自分の感覚に従った方がよいかもしれません。

そもそも、一番大事なのは、ガーミンの数字よりも自分の感覚なので、ランナーは自分の体調の感覚を研ぎ澄ましていくべきです。
でも、それが難しいんですよねー...
気分が乗っているときや疲労が慢性化しているときにはその感覚が鈍ることもありますよね。
日頃からガーミンの数字と自分の感触をすり合わせる習慣を付けておくと、ガーミンの数字にハッと気づかされてオーバートレーニングを回避できることもあるかも。

トレーニングの負荷と体調をみる指標にはほかに、リカバリータイム、トレーニング負荷、パフォーマンスコンディション、Body Batteryなどがあるので、これらと合わせて自分の現状を把握して、トレーニングの負荷や休養を調整していきましょう。

別の指標については、順次追記して検証していきます。

これらの指標は体調管理と体力向上に非常に役立つので、
単に距離が測れるだけでなく、こうした指標が計測できる機種の利用をお勧めします。

トレーニングステータスの画像はステイタスが変わる度、画像を順次追加予定。
⋆ -画像ナシ- のところは、該当のトレーニングステイタスになっていないかなどで、画像がまだ用意できてません。もう少々お待ちくださいませ。

今日も絶好のラン日和♡
さてさて、今日も良いランを!

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